新人ハッカー「 Hikkl-Chan 」、ロシアのソーシャルメディアVKでユーザー情報を流出
セキュリティメディア「HackRead」によると、ロシアのソーシャルメディアのVKでデータ侵害事故が発生したそうです。事件の背後にあるハッカーは「 Hikkl-Chan 」という名前を使用しており、なんと3億9千万人のユーザー情報をダークウェブのBreach Forumsにアップロードしました。実際の侵害は9月にあったとし、現在アップロードされたデータは全て最新化されたものだそうです。つまり、昔の侵害事故から持ってきた古い情報ではないということです。ユーザーが居住する都市、国、ユーザー名、プロファイルイメージ、メールアドレスなどが公開されたことと知られています。
VKはロシアバージョンのFacebookであり、ロシアと東ヨーロッパの国々でよく使われているソーシャルメディアです。最近、フランスで逮捕されたTelegramのCEO、Pavel Durovが2006年作りました。ハッカーは、自分でVKを侵害してデータを奪取したわけではなく、他のところで行われたデータ侵害事故からVKのデータが流出されたと述べました。
HackReadは、「 Hikkl-Chan は少なくとも今年3月からBreach Forumsで活動してきた人物です。活動の期間は短いが、もう司法機関の注目を浴びる主なハッキング犯罪者だと言えます。最近は、イスラエルの警察と公共の運送システムを攻略することもありました」と加えました。

