TikTok・Instagram Reels悪用、Vidar Stealer配布活動を確認
TikTok・Instagram Reels悪用、Vidar Stealer配布活動を確認
最近の調査で、TikTokおよびInstagram Reelsを利用したマルウェア配布キャンペーンが確認された。本キャンペーンでは、情報窃取型マルウェア「Vidar Stealer」の配布が行われていたと報告されている。
分析によると、攻撃者はSpotify PremiumやCapCut Proなどの有料サービスを装ったコンテンツを利用し、利用者を外部サイトへ誘導していた。配布活動では、短尺動画プラットフォームの特性を利用した誘導手法が確認されている。
確認された手法には主に二つのパターンが含まれる。一つは、ナレーションやグラフィックを組み合わせたチュートリアル形式の動画で、利用者にPowerShellコマンドの実行を促すもの。もう一つは、インフルエンサー風の動画を利用し、「無料でSpotify Premiumを利用する方法」などの内容を通じて、コメントやDM経由で外部サイトへ誘導する手法である。
また、調査ではSNSの共有機能や推薦アルゴリズムを利用した拡散活動も確認されている。さらに、AI生成音声やテンプレート化された動画コンテンツが使用されていたことも報告されている。
今回の事例は、TikTokやInstagram Reelsを利用したVidar Stealer配布キャンペーンとして分析されており、研究者らは関連する配布インフラや誘導手法について継続的な調査を進めている。

