Androidロック画面の脆弱性、盗難端末からメッセージ送信が可能に
Androidロック画面の脆弱性、PIN認証を回避し無断でメッセージ送信が可能に
2026年7月21日、Androidのロック画面に存在するセキュリティ上の欠陥が明らかになった。この脆弱性を悪用すると、PIN認証を経ることなくロック画面を回避し、権限のない第三者がGeminiアプリを通じてSMSやWhatsAppのメッセージを送信できる可能性がある。Googleは問題を認識しており、今週中に修正パッチを配布する予定としている。
この脆弱性は特定の端末に限定されるものではなく、複数のAndroidデバイスに影響することが確認されている。攻撃には端末への物理的なアクセスが必要となるが、攻撃者はGeminiアプリを悪用してメッセージ送信機能を不正に利用できる。
原因はユーザーインターフェース(UI)の設計上の問題にある。「添付ファイルを追加」ボタンと「続行」ボタンを特定のマルチタッチ操作で同時に押すことでPIN認証を回避できるほか、Geminiの入力欄に「@WhatsApp」と入力することで、WhatsAppでも同様の操作が可能とされている。
物理的なアクセスが前提となるためリスクは限定的と考えられる一方、盗難端末を悪用した不正行為に利用される可能性が指摘されている。GoogleはPixelシリーズに限らず影響を受けるAndroidデバイスへの対応を進めており、利用者には修正パッチの適用と端末管理の徹底が求められる。

