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マルウェア

Rackspace 、一回のランサムウェア事件だけで一千万ドルを超える損害が

IT企業の「 Rackspace Technology(以下 Rackspace)」が去年12月に発生したランサムウェア攻撃のせいで続いて金銭的に損失を出していることが明らかになりました。当時Rackspaceは、自社がホスティングするMicrosoft Exchangeサーバーで発生した侵害事故を経験し、その被害額は数百万ドルを超えると集計されています。

Rackspace は米国のテキサス州に位置しているクラウドコンピューティングサービスを提供している企業です。主に中小企業を顧客としています。2022年12月2日、ランサムウェア攻撃のため電子メールサービスが一気に麻痺されたことがありました。 Rackspace の顧客企業は急にメールを使用できなくなりました。攻撃者はProxyLogOnというゼロデイ脆弱性をエクスプロイトしたことと分析されました。ProxyLogOnはCVE-2021-26855で、もうパッチが登場してから長い時間が経ちましたが、 Rackspace は運営上の問題でアップデートをしませんでした。

今年の3月、 Rackspace はこのランサムウェア事件のせいで320万ドルに当たる費用を払わざるを得ませんでした。それにはシステムの復旧、各種の訴訟、外部の専門サービスと関連する費用が含まれているそうです。このような事実は Rackspace がアメリカ証券取引所に提出した書類を通じて浮き彫りになりました。その文献によると、今年の第1四半期に Rackspace が支払った費用は170万ドルを超えるそうです。そして、その費用は第2四半期に490万ドルに上がりました。そこに復旧に関する費用まで加えると660万ドルに至ります。

最近、 Rackspace が委員会に提出した書類によると、ランサムウェアに関する費用に500万ドルが追加されたことが明らかになりました。ただ、サイバー保険により540万ドルの補償を受けられる見込みです。まだ、保険会社側からはそのような約束はしたことがないと知られています。もし、保険会社が540万ドルを支給すると、 Rackspace は一回のランサムウェア事件を通じていくらを失ったことになるのでしょうか。提出された報告書の数だけを合わせても600万ドルを超えています。

しかし、これは Rackspace が支払ったお金、つまり「可視的な損害」だけを集計したときの話です。まだ進行中の各種の裁判とブランドの名声、信頼度の損傷のようなことを合わせると、1千万ドルを超えると Rackspace は把握しています。もちろん、 Rackspace は大きな企業であり、1千万ドルくらいは十分支えられます。 Rackspace は7月、Buybackの形で2億ドルを超える株を取引き、その中で7700万ドルは保有していた現金で支払ったことと把握されています。従って、Rackspaceとしては大したことではないかもしれません。だが、それは Rackspace だけの話であり、 Rackspace のサービスを利用する数多い中小企業の中で、そのような規模のお金を出して解決できるくらいの企業は少ないです。ランサムウェア攻撃は非常に致命的であり、多くの企業には支えられないほどの規模の損害を及ぼします。

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