Notepad++プラグインを悪用する「LunchPoke」マルウェアを確認
「LunchPoke」、Notepad++プラグインを悪用したサプライチェーン攻撃を確認
ウクライナCERTは、正規のNotepad++を悪用したマルウェア配布キャンペーンを確認したと発表した。攻撃では、Notepad++のプラグインを装った悪意のあるツール「LunchPoke」を含むアーカイブファイルが配布され、ユーザーにマルウェアをインストールさせる手口が用いられている。信頼されたソフトウェアを悪用することで感染を促す、ソフトウェアサプライチェーン攻撃の新たな事例として警戒が呼びかけられている。
攻撃者は、Notepad++の正規プラグインを装った「LunchPoke」を利用し、正規機能に見せかけながらマルウェアを実行することで、セキュリティ対策の回避を試みる。この手法は、信頼されたソフトウェアの拡張機能を悪用するため、不正な挙動を判別しにくい点が特徴となっており、組織のセキュリティ運用に新たな課題をもたらしている。
こうした攻撃への対策としては、プラグインのインストールを厳格に管理し、導入前に信頼性を十分に確認することが重要となる。特に、Notepad++などのオープンソースソフトウェアを利用する組織では、プラグインの検証プロセスを整備するとともに、DNSトラフィックなどネットワーク通信を継続的に監視し、不審な活動を早期に検知できる体制を構築することが推奨される。今回の事例は、ソフトウェアサプライチェーン攻撃が現実的な脅威であることを改めて示しており、継続的な脅威情報の収集と予防的なセキュリティ対策の強化が求められている。

