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マルウェア

DOUBLECUP、ブラウザキャッシュを悪用したClickFix攻撃を確認

ブラウザキャッシュを悪用したClickFix攻撃

 

ロシア製マルウェアローダー「DOUBLECUP」が、ClickFix攻撃を利用した新たなマルウェア配布手法を展開していることが確認された。この攻撃では、被害者のブラウザキャッシュに保存されたPNG画像へ悪意のあるペイロードを隠し、WindowsおよびmacOSを標的に「CountLoader」を配布する。特にWindows環境では、「DeviceManager」と呼ばれるリモートアクセス型トロイの木馬(RAT)の配布にも利用されており、新たな脅威として警戒が必要だ。

DOUBLECUPは、PNG画像ファイル内に暗号化したペイロードを埋め込むことで、ブラウザには通常の画像として表示させながら、セキュリティ製品による検知を回避する手法を採用している。この仕組みにより、ブラウザキャッシュを悪用してマルウェアを配信し、既存のセキュリティ対策を回避することを狙っている。

DOUBLECUPのClickFix攻撃はWindowsとmacOSの両方を標的としており、複数のOSを運用する組織にも影響を及ぼす可能性がある。Windows向けに配布されるDeviceManagerは、リモート操作や情報窃取などの機能を備え、機密情報の漏えいやネットワーク全体への侵害につながる恐れがある。

今回の攻撃は、ブラウザキャッシュや画像ファイルを悪用する新たなマルウェア配布手法を示している。セキュリティ担当者は、ブラウザキャッシュや画像ファイルの異常な利用状況を監視するとともに、システムログを定期的に確認し、不審な挙動を早期に検知することが重要である。また、ネットワークセキュリティ製品についても、こうした新たな攻撃手法への検知・防御機能を継続的に強化することが求められる。

 

 

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