Alex AIでサイバー攻撃、78万人分のデータ流出が判明
Alex AIでデータ流出 採用プラットフォームがサイバー攻撃被害
米国のAI採用プラットフォーム「Alex AI」がサイバー攻撃を受けていたことが明らかになった。攻撃者はApriora Inc.のデータベースに不正アクセスし、取得した情報をサイバー犯罪フォーラム上で販売しようとしたとみられる。
流出したデータには個人情報に加え、重要インフラに関連するアクセスポイントも含まれていたという。被害の範囲や侵入経路の詳細については現在も調査が続いている。
流出データの内容
攻撃者は約78万4,000人分の候補者情報を入手したと主張している。含まれるのは氏名、メールアドレス、電話番号、LinkedInのプロフィールURL、履歴書(CV)などだ。
さらに、SalesforceやBullhorn、Google OAuth、Twilioに関連するAPI認証情報およそ50件も流出した可能性があるという。これにより、Salesforceの認証情報を通じて100万件超のCRM連絡先データにアクセスできる状態になっていたとみられる。
加えて、PDFや動画を含む1,000件以上のファイルが外部に持ち出されたとの報告もある。
データ流出の影響と今後の対応
今回の事案は、AI採用プラットフォームが保有する大規模データの管理体制に課題があることを浮き彫りにした。特にAPI認証情報の流出は、外部サービスとの連携環境を通じた二次被害につながるおそれがある。
セキュリティ専門家は、流出した認証情報の無効化やパスワード変更、アクセスログの精査を速やかに実施するよう呼びかけている。また、同様の攻撃を防ぐため、API管理やアクセス権限の見直しなど継続的な対策が重要だとしている。

