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ハッキング

AIシステム狙う「MemGhost」攻撃手法、メモリ操作による新たな脅威を確認

AIエージェントの記憶を改ざんし、誤った応答を誘導

 

シンガポールの**南洋理工大学(NTU)の研究チームは、AIエージェントのメモリ機能を悪用する新たな攻撃手法「MemGhost」**を公開した。この手法は、AIエージェントのコンテキストメモリを改ざんして偽の情報を記憶させ、誤った応答や判断を引き起こすことを目的としている。

研究では、GPT-5.4を搭載したOpenClaw87.5%Claude Sonnet 4.6で**71.4%の成功率が確認された。MemGhostはStealth Memory Injection(ステルスメモリ注入)**と呼ばれる手法を用い、AIエージェントのメモリへ不正な情報を埋め込むことで、検知を回避しながら応答内容へ継続的な影響を与える点が特徴とされる。

また、攻撃者はメールなどの通常のやり取りを利用してAIシステムへ細工した情報を送り込み、会話の文脈に不正な指示を埋め込むことで、AIの判断や回答を操作できる可能性がある。こうした手法は、AIエージェントが長期記憶や会話履歴を活用するサービスほど影響を受けやすいと指摘されている。

今回の研究は、AIエージェントにおけるメモリ管理機能が新たな攻撃対象となり得ることを示している。AIを業務へ導入する組織は、メモリへの書き込み権限や長期記憶の管理、入力データの検証、異常なメモリ更新の監視など、多層的な対策を講じることで、こうした攻撃への耐性を強化することが重要だ。

 

 

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