ViteVenom、Viteエコシステムを狙う悪性npmパッケージを確認
ViteVenom、Viteエコシステムを狙う悪性npmパッケージを確認
Checkmarxの研究者は、新たなソフトウェアサプライチェーン攻撃の一環として、「ViteVenom」と呼ばれる悪性npmパッケージ群を確認した。これらのパッケージはViteフロントエンド開発エコシステムを標的としており、「@vitejs/」のネームスペースを装うことで、開発者に正規パッケージと誤認させる手口が用いられている。攻撃には、過去の「ChainVeil」キャンペーンと類似した手法が確認されており、脅威アクター「SuccessKey」の関与が指摘されている。
ViteVenomは、ブロックチェーンを利用したコマンド・アンド・コントロール(C2)インフラを採用し、従来よりも高度な攻撃手法を実装している。Tron、Aptos、Binance Smart Chainなど複数のブロックチェーンを利用して遠隔操作型トロイの木馬(RAT)を展開し、リバースシェルの確立、認証情報の窃取、ファイルの流出、バックドアの設置といった不正活動を実行する。また、このマルウェアはパッケージのインストール時ではなく取得(フェッチ)処理中に実行されるため、エンドポイントセキュリティ製品による検知を回避しやすい特徴を持つ。
悪性パッケージを取得した可能性がある場合は、対象パッケージを直ちに削除するとともに、依存関係を詳細に確認することが推奨される。また、関連する認証情報の変更やシステムの改ざん有無の調査を実施し、不正なアクセスやバックドアの残存がないか確認することが重要となる。

