Call of Duty Mobile、「10,800無料ポイント」を装うフィッシングを確認
「10,800無料CP」を装ったAiTMフィッシング
Call of Duty Mobileのプレイヤーを狙い、「無料CP(Call of Dutyポイント)」の配布を装ったフィッシングキャンペーンが確認された。Malwarebytesによると、攻撃者は「10,800無料CP」を提供すると偽り、アカウント情報の窃取を試みている。ユーザーがメールアドレスとパスワードを入力すると、2段階認証(2FA)コードの入力画面へ誘導されるが、このサイトはActivisionとは無関係であり、認証情報を窃取することだけを目的としている。
このフィッシングキャンペーンでは、公式のCall of Duty Mobileサイトを装った偽ページを用い、「10,800無料CP」の配布を装って認証情報の入力を促す。入力された情報は、リアルタイムのクレデンシャル中継(Adversary-in-the-Middle:AiTM)を利用して正規のActivisionログインページへ転送され、ユーザーが入力した2段階認証(2FA)コードも攻撃者に取得される仕組みとなっている。
Call of Duty Mobileは世界で4億8,900万回以上ダウンロードされており、多くのユーザーがXbox、PlayStation、Battle.netなどのアカウントと連携して利用している。そのため、アカウントが乗っ取られた場合は、ゲームデータだけでなく、保存された決済情報や個人情報、連携サービスのアカウントにも被害が及ぶ可能性がある。
偽キャンペーンへの警戒と対策
プレイヤーは、このようなフィッシングキャンペーンへの警戒を強め、不審なWebサイトに認証情報を入力しないことが重要である。誤って偽サイトにログイン情報を入力した場合は、直ちにActivisionアカウントのパスワードを変更し、2段階認証(2FA)コードを入力した場合は、アカウントのログイン履歴や不審なアクティビティを確認する必要がある。また、ゲーム内のキャンペーンやプロモーション情報は、公式アプリや公式Webサイトを通じて確認することが推奨される。今回の事例は、AiTM(Adversary-in-the-Middle)を悪用したフィッシング攻撃が巧妙化していることを示しており、組織のセキュリティ担当者には継続的な監視体制の強化に加え、フィッシング対策やユーザーへのセキュリティ教育を継続的に実施することが求められる。

